Enśe atelier

CROCODILE WALLET

2017/10/31

Ense atelier

この秋に5周年を迎えるにあたって、メンバーがここ数日ブログにてご紹介をしております、

EnseShopに彩を授けてくださっている、ブランドさま達。

彼ら・彼女らの生み出すアイテムと一緒に ショップでの時間を過ごしていると、我々も同じプロダクトブランドとして、

ものづくりに対する真摯な姿勢、そして情熱を内に秘めつつ「サラッ」とさりげなく表現する大人っぽさに、

毎度刺激を受けるばかりか、背筋が伸びる思いです。

 

 

…が、Enseも負けてはおりません。

 

new item 「クロコダイル」

禁断の果実に手を出した気がします。

 

5年を迎えたEnseも、大人な表現をしてみたい。

でもサラッとできない私達…(汗

 

なんでまたクロコ(ワニ革)なのか?と言いますと。

本日この文章を書いております私は、(メンバーのブログに紛れて時々ウンチクブログを書いてます。)

もともとEnseを始める前に、爬虫類を扱うバッグメーカーで クロコのバッグや小物を制作する仕事をしておりました。

 

クロコの革は、重厚な印象とは反対に、加工が難しかったり、素材を見極めて裁断をしなければいけなかったり、

修行時代はたくさん失敗も経験して、、なにより素材自体が高価なので、制作中は常に緊張状態でした。

おかげ様でその分鍛えられたと思います。。

なので私にとってクロコはものづくりのイロハを教えてくれた重要な存在であり、

いつかEnseで扱ってみたかった素材の一つでもあったのです。

 

 

革の宝石とも例えられるクロコダイルの革。

値段もさることながら、素材としての美しさ・丈夫さ・特別感はやはり別格です。

一様にクロコと言っても、ワニの種類によって大きく5種類に分けられます。

話せばウンチク臭くなってメンバーに叱られるのでやめときますが、、(笑)

今回使用する素材は、柄が大きくエレガントになりすぎないようにと選んだ、

「 ラージスケールクロコのスモールサイズ 」という、混乱しそうな呼び名のクロコ革です。

 

スモールサイズというだけあって、とても小さく、長財布を1個作るために、クロコ革が丸々1枚必要です。

効率とは無縁な素材ではあるけれど、それ以上に革の持つパワーが圧倒しています。

サンプルのお財布が出来上がったときは、メンバー皆ため息。。

 

今回使用する素材は、艶をおさえた“ ブラック ” と、

 

ブラックの表面をヤスリで削って、ヌバック仕上げにした、“ デニム ” の2種類。

ただでさえ高価なクロコを削るだなんて、、なに考えてるんでしょうか??

 

Enseなりの高級ラインを出してみました。

久々のメンズのバッグも(クロコではないけれど)、もうすぐ登場予定。

こちらも追ってまたご紹介いたします!

早いものでEnseがスタートして丸5年が経ちました。

あらためて振り返ると、よく続けてこられたなと思います。

京町堀のお店での日々、訪ねてきて下さる皆様の笑顔、嬉しいメッセージを送って下さった方々、

そしてEnseを愛するメンバー。

たくさんの支えがあってこそ続けることができた5年です。

ありがとうございます!まだまだ頑張ります!

 

今週末から開催する5周年は、感謝の気持ちを込めて、皆が楽しめる5周年にしたい。

準備も大詰め、着々と進んでおります。

ベルギーからのアンティークも無事に届いた模様です。

・・ご紹介は次のブログかな?

 

では!そろそろ失礼いたします。