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加工オプション その4
2018/08/08

もう慣れてきましたでしょうか?(笑)
ちょっと箸休め。
になるのかは少し怪しいところですが・・・
本日は、サービス対象となる加工オプションの話ではなく、少々マニアックな(笑)
金属についてのお話しをしたいと思います。
お作りの際にお選びいただける、金属のお素材は4種類。
上から、ピンクゴールド・イエローゴールド・ホワイトゴールド・プラチナです。
ゴールドといえば、一般的にはイエローゴールドの色味を想像されるのではないでしょうか。
ピンクゴールドやホワイトゴールドは、どのようにして色味を出しているか、ご存知ですか?
ジュエリーに使われる金属は、ほとんどのものが「 割金 」をしています。
24K、いわゆる純金は、アクセサリーに加工されるには柔らかすぎ、傷もつきやすいので、私生活で使えるものにするため、金以外の金属で割っているんです。
24Kが100%金と計算して、一般的にジュエリーに使われることの多い18Kは全体の75%のみが金です。
あとの25%はいったい何なのか、と申しますと、銀と銅が含まれています。
その銀と銅の混ぜる割合によっても、銅が多めだと赤っぽいイエローゴールドに、銀が多めだと青っぽいイエローゴールドになります。
さて、ではピンクゴールドは・・・
単純に色の足し算で考えると、銅が多めの赤っぽいイエローゴールドに白を加えたい。
その白の役割が、パラジウムという金属です。
この絶妙な金属の割合を混ぜることで、色味を出し、私生活に使いやすい硬さにしているのです。
そしてホワイトゴールドは、75%の金に対して25%全てをその白、パラジウムを使うことによって、黄色味を薄め、白っぽくしているのです。
よくお客様に「ホワイトゴールドとプラチナの色は、どう違うのか?」
とご質問いただくのですが、「ホワイトゴールドは金が入っている分、真っ白なプラチナに比べて、少し黄色味があります。」とお答えしています。
しかし・・・
見た目はそんなに黄色味は感じられないですし、わたしは見慣れていますが、
ホワイトゴールドとプラチナを並べても、よーく見ないとわからないです。(笑)
ただ、若干の風合いの違いはやはりあるので、本当にお好みでお選びいただくのが一番かなと、思います。
あとは、ホワイトゴールドは年月が過ぎると少しずつ色に変化があるので、それもお楽しみいただけるポイントの1つです。
長々と、マニアックなお話を、失礼いたしました。