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長く大切に
2018/08/20

京都は少しずつ、また気温が上がってきている様子です。
しかし台風がまた近づいてきているようなので、大雨は困りますが、過ごしやすい気温までに留まってほしいものです。
Enseでは、3種類の革を扱っています。
牛革、山羊革、鹿革。
それぞれ革によっての特徴がありますし、もっと言えばそれぞれの個体にも個性があるので、同じ商品でもまったく同じ風合いのアイテムというのはありません。
経年変化による味の出方も、とても面白いものです。
そういった楽しみ方も皆様に知っていただきたく、店頭では経年変化後の見本も、少し置いていたりします。
こちらのアイテム、もともとは画像上のお財布のような質感だったものが、メンバーが実際に使い込んで画像下のように変化したものです。
色が濃くなり、ツヤも出て・・・
お写真では伝えきれないのですが、元はカチッとした硬めの触り心地なのですが、使用後はしなやかに柔らかくなっているのです。
厚みを比べてみると、歴然です。
店頭でお財布をご覧くださっているお客様に、「こちらのお財布の使用後です」とお見せすると、みなさまビックリしてくださいます。(笑)
このお財布を使い込んだメンバーは男性で、ズボンの後ろポケットに入れていることが多かったそうです。
そして驚くことに、革用のクリームを塗ったりお手入れをすることなく、経年変化だけで、このように味が出てきたとか!
革のちから、おそるべし、です。