Enśe bag
Revamp
2024/02/18

『 Revamp (リヴァンプ) 』
“ 既存のものを改善または最新の状態にすること ” という意味だそうです。
chatGPTさんに教えてもらいました。
なぜこんなことを調べたかと言いますと、
今春の新作であります、Linen Rover Bostonのことをお伝えしたかったからであります。
実はこのボストンバッグは、いまから10年ほど前にEnseで出していたカタチでして、
当時は、ポーランド製の油絵用のリネンキャンバスを使ってLinen Bostonという名前で制作しておりました。
当時の写真はあるかなぁと探してみたものの、古すぎて ↑ の写真しか見つかりませんでした。。
ゴメンなさい。
写真がぼやけて伝わりづらいですが、
ざっくりとしたリネンキャンバスの素朴な風合いが素敵で、
短い販売期間だったにもかかわらず、わりとすぐに完売したバッグでした。
Enseのメンバーも、いまだに出張の時などに愛用しております。
短い販売期間、というのは、早々にリネンキャンバスが手に入らなくなってしまい、
バッグを作りたくても作れなくなってしまったのです。
その後、何度も復刻しようと素材を探して色々当たってみたのですが、
納得いく素材が見つからず、作る事を断念しておりました。
あきらめきれないまま約10年が経ち、
昨年ようやく良い素材に出会う事ができました〇
日本製のリネンキャンバス。おそらく日本で一番厚手のリネン100%キャンバス素材 だとの事です。
ポーランドリネンに比べて素朴さは控えめになりましたが、上品さが増し、見るからに丈夫そうな素材で、
初めて見た時は、思わず オー と声が出ました。
長く使い込んだ後も、良い味わいを出してくれそうです。
・・前置きが長くなってしまいましたが、ようやく良い素材に巡り合うことができたおかげで、
この度の Revamp (リヴァンプ) に至ったというお話です。
名前も“Linen Rover Boston”という名前に改名しました。
Rover=放浪者・探検家。このバッグを持って、街をウロウロしてほしいなぁという思いを込めてます。
こちらのボストンバッグには仕掛けがありまして、
バッグの表地と裏地の寸法を変えることで、荷物を入れた時にちょうど良いシルエットになるようにしてあります。
荷物を入れた時に、バッグの底がボコッと下に伸びるのが嫌だったので、そうしました。
「床に置いたシルエットのまま、荷物を運べたらいいのになぁ」という思いです。
なので、表地が弛んでいるような作りになっておりますが、不良品じゃないですよ~
そしてこれは、以前にはなかった嬉しい便利ポイント。
バッグの両サイドにポケットがつきました☆
その他諸々と細かく刷新しております Linen Rover Boston。
4月中に入荷する予定ですので、ぜひお楽しみに&ご愛顧よろしくお願いいたします。
同じリネンキャンバスでつくりました、newリュックも入荷いたします。
こちらもどうぞよろしくお願いします。
ムラタ